ご挨拶

ご挨拶

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ギリシアからの聖火を迎え入れた宮城・東松島での式典の4日後に2020東京オリンピック・パラリンピックの1年延長が決まりました。ここで、堰が切れたかのようにスポーツ界がCovid-19の激流に呑み込まれていきました。スポーツイベントの相次ぐ中止・延期、アスリートの活動の自粛、運動部活動の停止という事態が続きました。感染防止の対策を取ることは全国民の強い義務ではありますが、スポーツ参加自体が悪であるという雰囲気が蔓延し、東京オリンピック・パラリンピックの中止や再延期が声高に叫ばれていることが残念でなりません。

Covid-19の禍中にあるスポーツ界は、医療現場、経済界、教育界等と同様に決死の活動を続けています。アスリートを守ること、社会の支持を得つつ競技の場を再開すること、そして延期されたオリンピック・パラリンピックの開催を実現することを目指しています。スポーツを「する・見る・支える」ことを喜びを持って取り組める世に戻すため、東京オリンピック・パラリンピック開催を「平和に向かう心の拠り所」にしたいものです。

東京オリパラは、アスリートやコーチのみならず支えてきた者たちの集大成の場であり、晴れのステージです。そこは、様々な分野の研究者の英知が活きる場でもあります。引き続き、晴れの舞台に向かうアスリートやコーチを支援する研究、そしてポスト・オリンピックを見据えた研究を推進していただきたいと存じます。これらの活動の成果は、オリパラ後には広く陸上競技界の共有のレガシーとなって残ることでしょう。

本学会は、大学院生をはじめとする若手研究者が存分に自身の研究成果を発表することができ、経験豊かな先輩研究者が温かく指導できる場であることを願っています。陸上競技を愛する多くの方々にご賛同ご参加いただき、本学会がますます魅力あるものになるように活動を推進してまいります。

 


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日本陸上競技学会は、2002年に創立されました。第1期は、関岡康雄会長、小林寛道副会長、澤木啓祐副会長、澤村博理事長を中心として、スタートいたしました。2020年の今、18年目を迎え、第7期の理事長として、その重責に身が引き締まる思いです。

本学会の目的は「陸上競技に関する理論的・実践的研究の発展をはかり、会員相互の交流を促し、これによって実践に資すること」となっております。「現場と研究の融合」を掲げ、陸上競技の競技力向上のみならず普及や教育など様々な分野に貢献すべく、これまでに学会大会の開催や機関誌「陸上競技学会誌」の発刊など、創立当初の理念を継承しております。

近年、スポーツにおいても情報化や国際化が加速し、変動する社会において新たな視点での取組も望まれております。本学会が我が国の陸上競技界に微力ながら寄与できるよう、努力していく所存であります。会員の皆様には、これからも本学会の発展のためにお力添え頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

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