ご挨拶

ご挨拶

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With コロナ という考え方がようやく浸透し、国内外のスポーツは平常に戻りつつあります。この夏には、アメリカ・ユージーンで世界陸上競技選手権大会が開催され、コロナ感染による欠場者は出たものの、日本選手団はメダル数、国別総合得点(プレーシングテーブル)において過去最高と言える成績を残すことができました。

歩・走・跳・投の全ての競技に多くの選手が出場し、そして活躍できる日本の陸上競技は世界トップのレベルに近づいていると言えます。この躍進を支えている大きな要因として、「コーチング」「科学的サポート」「研究」の一体化があげられます。2015年にスポーツ庁が設置されてからは、国際競技力を高めるためにハイパフォーマンススポーツセンター、大学、日本オリンピック委員会、各競技団体等の連携、すなわち「コーチングー科学的サポートー研究」の一体化が推進されていますが、この点においては陸上競技は先陣を切っていると言えます。

この国際競技力向上で得られた実践知を、今後、地域のスポーツ活動の隅々に届けることが望まれます。スポーツ庁が中学生等の運動部活動を学校から地域に移行させる方針を打ち出し、休日の活動の移行を2025年度末までに実現させることを表明しましたが、これを成功させるためには子どもたちが正しくスポーツを楽しむ環境を準備することが必要です。その準備で大切なことは、地域の活動を担うコーチの一人ひとりの資質・能力を高め、子ども一人ひとりを伸ばす効果的なコーチングを実することでしょう。多くの研究者、コーチ、科学的サポートスタッフが所属する本学会は、有用な実践知を地域のコーチに届ける架け橋的な役割を担っていくことができると考えます。

陸上競技に携わる多くの方々にご参加いただき、日本陸上競技学会がますます活性化するよう活動を続けてまいります。

 


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日本陸上競技学会は、2002年に創立されました。第1期は、関岡康雄会長、小林寛道副会長、澤木啓祐副会長、澤村博理事長を中心として、スタートいたしました。現在、第7期となり20年目を迎えております。

本学会の目的は「陸上競技に関する理論的・実践的研究の発展をはかり、会員相互の交流を促し、これによって実践に資すること」となっております。「コーチングの現場と研究の融合」を掲げ、陸上競技の競技力向上のみならず普及や教育など様々な分野に貢献すべく、これまでに学会大会の開催や機関誌「陸上競技学会誌」の発刊など、創立当初の理念を継承しております。

東京2020オリンピック・パラリンピック大会が終了した1年後、国内では未だにコロナ禍による様々な行動宣言が求められています。そのような中でもスポーツ活動においては、国内外で様々な大会が開催されるようになりました。本学会においてもここ2年間はオンラインによる学会大会を行いました。本年度は2023年2月22.23日に日本体育大学(東京・世田谷キャンパス)において対面を基本とした学会大会を開催いたします。スポーツを取り巻く環境が変動する現在において新たな視点での取組も踏まえ、学会を進化していきたいと考えております。

会員の皆様には、これからも本学会の発展のためにお力添え頂ければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

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